「今の病棟に男性看護師が全くいないのツラい...」
「できれば同じ病棟に一人男性看護師が来てほしい...」
...と思ったことはありませんか?
看護師は女性の職場なので、男性看護師はまだまだ少ないですよね。
中には男性看護師ゼロという病院もあります...
実際に僕も今までいた急性期は、どの病棟も男性看護師は一人くらいしかいませんでした。
まあ、看護師同士の人間関係のドロドロっていったらならないです(笑)
一人でも男性看護師が病棟にいれば安心ですよね。
そんな僕でも、今では精神科の病院にいます。
精神科に元々興味があったっていう理由もありますが、
やっぱり男性看護師が多いと働きやすさが違いますね^^;
とはいえ、求人は精神科以外にも探したりしていました。
じゃ精神科はもちろんのこと、他にも男性看護師が多い求人ってどこなのか?
お話ししていきますね!
男性看護師の多い求人ってどんなところ?
よく「男性看護師が多い求人なんて精神科くらいでしょ?」
と思ってる人もいますよね。僕もそうでした^^;
看護学校時代の友人(男)に聞いても
「男の看護師が多い病院がいいんだけど、そうなると精神科だよなあ」
「でも精神科興味ないしなあ」と言ってる奴もいましたね。
でも調べてみると、意外と精神科以外にも男性看護師が多い
求人があったんですよ。調べずにあきらめるのはもったいない!
ちなみに男性看護師が多いのは、こちらの求人です。
|
男性看護師が多い求人①:精神科病棟
精神科が男性看護師が多いというのは有名ですね。
ご存じな看護師さんも多いのではないでしょうか?
僕の働いている精神科病院も半分以上が男の看護師です。
精神科で働くかどうかは看護師によって分かれると思います。
そこで改めて精神科の仕事内容などをご紹介します。
■精神科ってどんな科?
精神科は心の症状や、心の病気を扱う科目です。
代表的な疾患はうつ病、パニック障害、統合失調症、
摂食障害、認知症、アルコール依存症などがあげられます。
病院によって特徴があって、アルコール依存症に
強みがある病院も中にはありますね。
あとは心の病が原因で内科系の病気になることもあります。
(心療内科。主に胃潰瘍や神経性大腸炎、自律神経失調症など)
■看護師の仕事内容は?
看護師の仕事内容はこちら。
閉鎖病棟があるかにもよりますが、重症な患者が多い病院だと
男性看護師はかなり重宝されますね^^
- バイタルチェック
- カウンセリング(患者さんのお話しを聞くことによって、症状が改善される場合も)
- 服薬管理
- 患者さんの安全の確保(患者さんの所持品を預けることも、この中に入ります)
- 社会復帰の為のレクリエーション(主にデイサービス)
- 家族のケア(家族への指導など)
■給料や休みは多い?
給料に関しては本当に病院によって差が出てしまうのですが、
ほとんどの病院が給料は安い傾向にあります。。
経験5年の看護師さんであっても年収420~450万円が相場ですね。
僕も求人探していて、これが一番悩みのタネだったなあ…。
もちろん給料が高い病院も中にはあります。
情報を探してみることが大切です。ちなみに休みは
しっかりとれる病院が多いです!
僕が今いる病院も年間休日120日以上。
しっかり休みが取れる病院が多いのでプライベートと両立できますよ。
男性看護師の多い求人②:回復期リハ病棟
さて、次は回復期病棟です。
意外かもしれませんが、病院によっては男性看護師多いんですよね。
OP・PTさんも男性多いですし、病院全体で見れば
男性の比率かなり多い印象です。
■回復期リハビリテーション病棟ってどんな科?
回復期リハビリテーション病棟は
「在宅復帰を目指す患者さん」が入院する病棟です。
入院する患者さんの疾患は主に「脳外」と「整形外科」です。
割合は病院によって全然違います。
ただ、リハビリメインなので医療行為はほぼないです。
もし「看護のスキルしっかり身に付けていきたい」
「スキルアップしたい」という希望があるのであれば、
このあと紹介する循環器病棟の方がおすすめです。
■看護師の仕事内容は?
こちらが看護師の仕事内容。
精神科と同じく、医療行為少ないですね。
僕の知り合いの看護師が回復リハで働いてますが、
看取りもないし精神的にはラクだっていってました。
他の職種のスタッフとの連携がかなり大事になります。
- バイタルチェック
- 患者さんのリハビリサポート
- 他の職種の人と連携し、カンファレンスを行う
■給料や休みは多い?
経験5年の人で、安い病院であれば年収430万円程度、
高い病院で年収500万円近くはいきます。休みに関しては、
どこの病院も基本的に年間120日のところが多いです!
回復期病棟は男性も女性も働きやすいという看護師が多いですよ。
私も今までいろんな看護師の友人や同僚から話を聞いてきましたが、
回復期病棟がよくないという人は聞いたことがないですね!
人間関係もいい病院がほとんどなので、多少男の看護師が少なくても
耐えられるレベル。(笑)
男性看護師が多い求人③:循環器病棟
■循環器病棟ってどんな科?
循環器は、心臓や冠動脈、大動脈などの血管領域の科目になります。
循環器科に関係する科目は、循環器内科や心臓血管外科です。
中には生活習慣病の高血圧や、動脈硬化などの慢性疾患が多い科目でもあります。
最初は循環器内科と聞くと、
忙しいし難しそうだなあ…という印象持ちますよね。
ですが心電図が読めるようになるといったスキルが
身に付きますし、身に付くスキルは一生モノです!
看護師としての基礎が身に付くのはもちろんのこと、経験を積みスキルアップもできます。
循環器科を経験していれば、どこの病院でもやっていけると言われているほどです。
■看護師の仕事内容は?
仕事内容は、精神科や回復リハと比べると
かなりハードですね~。でも求人を探してる時に思ったのは
やっぱりスキルアップしたい看護師が多いということです。
重い疾患をもった患者さんの場合
(循環器センターをもつ大学病院など)
- オペ前後の看護や心臓カテーテル検査での介助
- バイタルチェックや点滴、採血、服薬管理、清潔ケア、診察補助。
- 心電図を読み取る
オペ後のリハビリを行ったり、自立している患者さんの場合
(リハビリ専門病院や検査入院を行う病院やクリニック)
- バイタルチェック
- 点滴、採血
- 服薬管理
- 清潔ケア
- 在宅復帰の為の生活指導など。
■給料や休みは多い?
循環器病棟はほとんどの病院が給料が高いです!
ただ忙しいので残業代で稼ぐという形にはなるんですけど…、
休みも年間120日しっかりとれる病院があるので、
看護師でしっかりスキルは身につけつつ、
男の看護師が多い病棟で働きたいって人にはいいですね。
男性看護師の多い求人は、どこが一番見つかるの?
私が転職しようと思った時、求人サイトで検索して探したり、
ハローワークに足を運んだりしました。確かに求人の量は多いです。
でも情報はいいことしか書いてなくて、個人的には満足できなかったんですよね。
男性看護師の多い求人を選ぶにしても、
やっぱり職場環境が今よりもいい求人が良かったから。
「うち人間関係いいよ!」みたいな、いい情報しか聞けないのはやっぱり物足りなかったです。
私が求人探して良かったな、と思ったのが看護師の転職サイト。
転職サイトはその求人のメリットだけでなくて、
「師長が少しやっかいで」「この1~2年離職率が高いんです」
「この病院の看護師は、残業が多いのを理由に辞める人が多くて…」
などといった内部事情をしっかり教えてくれるんですよね。
応募する前に、内部事情を聞いただけで応募先の求人が絞れるから、
無駄に面接に行く必要もなくなります。これは本当にメリットが大きいです。
せっかくの休みなのに「ここ面接行って無駄だった」なんて思うのはもったいないですよね。
ちなみに私は転職活動を本格的に始めようと思う前から、
アドバイザーさんに相談するようにしていました。
どうしてかというと長く働ける求人を見つけられるからです。
転職の準備期間から転職サイトを使うことによって、
より求人の濃い情報(内部情報)を集めることができました^^